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御頭祭


  御頭祭(おんとうさい)とは、上社の例大祭で4月15日(要確認)に開催される。
  3月酉の日に行なわれていたので酉(とり)の祭りとも言われる。
  本宮から神輿行列を作り前宮に向かい境内の十間廊で祭事が行われる。
  五穀豊穣を祈願しお供え物には鹿の生首(現在は剥製)などが供えられた事から御頭祭と呼ばれる。
  
  上社の最重要祭事で、祭神 建御名方命 の使節が五穀豊穣を祈り、その支配管内を巡察を兼ねて?回って歩いた由来とされる。 
  この神は、農耕・狩猟・気象などなど多くの信仰を集めた神であり、武神とも崇められて居ただけあり、神前に供えられる品々も各種で、
  鯉や雉・ 特に鹿の頭75頭(現在は3頭)等 他の神様とは趣が少し違っている

  実はこの祭りがユダヤの祭礼のと類似しているらしいので、日ユ同祖論の根拠としてあげられることがあります。
  
  旧約聖書の創世記第22章に記載されている内容として、

        アブラハムが神から信仰心の証のため、自分の息子イサクを生贄に捧げることを言い渡された。
        モリヤ山にて縛り上げ殺そうとしたところを、神の使いがやって来てそれを止めた。
        アブラハムが目を上げると、藪に首を突っ込んだ雄羊がいたので、それを息子の代わりに生贄として捧げた。

  というものである。

  モリヤ山=守屋山  イサク=ミシャクチの転じた物

  儀式の類似としては席ほど述べたとおり75頭の鹿の頭と、ユダヤ系サマリア人の祭礼で、
  (実は昔は羊だったが日本には羊が居なかったため、鹿になったそうだ。)
  4月の同じ時期に、75頭の羊を捧げる神事があるらしい。


というお祭りなのだが、たまたま訪れた日がそれに当たり見物できたのでご報告いたします。
(ちなみに2007年度のものです。)


 





 



ちょっと一息・・・


で、十間廊という建物で神事がとりおこなわれるわけですが・・・





次々にお供えをしていきます。



 

出た、鹿の頭!!















実は今回ハプニングがありました。

上の2枚のさらに上の写真を見てもらえるとわかりますが、

真ん中にしめ縄と看板があります。










たぶん、どなたかが看板横の板を押した為・・・























倒れました。




























そして切れました。





ちょっと不吉・・・だが、これ以外は無事神事がとりおこなわれました。


をっと、もういっこあった!!!?





お供えの魚(鯛?)が生き返り?暴れました!!
(たぶん絞めてなかったんだと思いますが。)


バタバタと台の上で暴れてました・・



お供えの台から落ちテーブルの上に・・・



色々あってどう表現したらよいかわかりませんが、

めったに見られないものが見れた気分です。