出雲大社 (場所はコチラ)
出雲系の総本山である、出雲大社について載せてみたいと思います。
色々な書物(超古代史)を読んでみても、出雲が先か伊勢が先か分かりません・・・
とくに、天津神と国津神(土着神)についても理解が分かれるところだと思います。
個人的には出雲大社は国津神の長の大国主大神が祖とは思いますが、
その思想や考えはスサノオのそれに近いのではと考えます。
大国主大神についても祖はスサノオ(天津神)という説もあり判断は難しい。
(妻=須勢理毘売命(スセリヒメ)・・・須佐之男命(スサノオ)の娘)
ちなみに、ヤマタノオロチは国津神である。
単純に言うともともと、日本の土着の神である国津神に戦いを挑み、勝ったのが天津神だということだ。
天津神の宝として、皆さんご存知の通り三種の神器なるものがある。
三種の神器とは、
・「八咫鏡(やたのかがみ)」
・「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」
・「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」(「草薙剣」)
のこと。
神器という言い方が一般化したのは南北朝時代ごろからと言ますが、
天皇の即位に際し、日本の正統なる帝として皇位継承のときに用いられるのが、
鏡と剣のレプリカ及び勾玉であり、天皇が所持することが代々伝えられている。
但し過去には後鳥羽天皇など神器がない状態で即位したケースもあり、必ずしも即位の絶対条件ではない。
よって、天津神の流れが今も続いていることになる。
スサノオについては記紀にも記載されているような、元悪人なのかどうかは分かりかねますが、
政治的な思惑があって後に悪人にされたような気がします。
スサノオの妻については天照大御神という説と、神太市比売という説もあり、
また天照とスサノオは兄弟といった説や、
富士文献にいたっては祖は日本以外の高天原の出であるが、海渡(天照)と陸渡(スサノオ)といった説もあり
まったくもってよく分かりません・・・まぁ超古代史なもんで正しい歴史なんてないのでしょう。
いずれにしろ、国津神=出雲大社、天津神=伊勢神宮がなりたつのかと。
さっそく入口から〜〜、なが〜い道のりを〜♪
拝殿
参拝者の祈祷や、古伝新嘗祭等のお祭の他、さまざまな奉納行事が行われます。
御本殿
【御祭神】
・大国主大神
奥に見えるのが本殿になります。高さは約24メ−トル
御神徳(ごしんとく)にふさわしく比類のない大規模な木造建築の本殿だそうです。
国宝に指定されている本殿様式は「大社造り」と呼ばれ、日本最古の神社建築様式であり、
本殿をつつむかのようにそびえる八雲山(やくもやま)を背景にした姿は壮観です。
◆その他
神楽殿
(御本殿敷地左側)